ASP:Scripting.Dictionaryオブジェクト
ASP・VB・Excel (24 items)
2004年06月29日
Dictionaryオブジェクトは、Perlの関連配列と同等です。任意の型のデータにできる項目は、配列に格納されます。項目は、重複しないキーで関連付けられます。キーは各項目を取得するのに使用され、通常、整数型か文字列型ですが、配列にはできません。
つまり、Key(キー)に対するItem(値)を持つ事ができるオブジェクト。
Javaで言う所の「HashTable」の様なもの。
■プロパティ
・CompareModeプロパティ
Dictionary オブジェクトに格納されている文字列キーを比較するときに使用する比較モードを設定して返します。
object.CompareMode[ = compare]
※compare
省略可能。比較モードを表す値を指定。比較モードには、0 (バイナリ)、1 (テキスト)、2 (データベース) を設定できる。特定のロケール ID (LCID) を使って比較を行う場合は、2 より大きい値を指定することになる。
・Countプロパティ
コレクションの中のオブジェクト数、または Dictionary オブジェクトに格納される項目の数を返します。値の取得のみ可能です。
object.Count
・Itemプロパティ
Dictionary オブジェクトにある指定されたキーと関連付ける項目を設定します。コレクションの場合は、指定されたキーに対応するオブジェクトを返します。値の取得も可能です。
object.Item(key)[ = newitem]
・Keyプロパティ
Dictionary オブジェクトにキーを設定します。
object.Key(key) = newkey
■メソッド
・Addメソッド
Dictionary オブジェクトに 1 組のキーと項目を追加します。
object.Add (key, item)
・Existsメソッド
指定したキーが Dictionary オブジェクト内に存在する場合は、真 (true) を返します。存在しない場合は、偽 (false) を返します。
object.Exists(key)
・Itemsメソッド
Dictionary オブジェクト内のすべての項目を格納した配列を返します。
object.Items
・Keysメソッド
Dictionary オブジェクト内のすべての既存キーを格納した配列を返します。
object.Keys
・Removeメソッド
Dictionary オブジェクトからキーと項目の組みを削除します。
object.Remove(key)
・RemoveAllメソッド
Dictionary オブジェクトからすべてのキーと項目を削除します。
object.RemoveAll
■構文例
Set obj = CreateObject("Scripting.Dictionary")
obj.Item("KEY1") = "1"
(利用例)
ASP間の画面項目値の受け渡しは、通常セッション変数を用いるが、
ミラーサーバー等、Webサーバーが複数台ある環境においては、
セッション変数を使用しにくい場合がある。
その際は、受け渡し項目をDBに持って、
それを参照・更新する事で受け渡しを実現できるが、
更にその際、受け渡し項目(画面項目)が多い場合、
変数間の値の移行など、各処理の記述が長くなる事になる。
この様な場合に、Dictionaryオブジェクトを使用し、
ロジックの簡素化ができる。
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