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いい奴ジベルナウ3勝目!MOTOGP第10戦チェコGP(1週間遅れ・・)

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2004年08月31日

”まだ見てへんねんから結果言うたらあかんで!”

スポーツ中継なんかを都合で見れなくて、後でビデオとかで見る時によく言いますよね。
サッカーとかオリンピックとかで。。
しかしこの時代、TVやら新聞、ネットなんかで最新のニュースはどんどん流れてくる訳で、
こっちが油断してると、
”うわっ。結果わかってもーたやん・・”ってな事になります。
なもんで、そうならないようにするには、
その情報に関しては自ら一切の情報を断絶して望まなければいけません。
しかし、話題性が大きければ大きいほど、そうするのは難しいもんですが。。。

今回のMOTOGP第10戦チェコGPは、まさにそのような放送でした。
実際は8月22日に行われたのですが、オリンピック中継の為、約1週間遅れでの放送。
”なんで遅らすねん!”と言いたかったですが、オリンピック中継には勝てないでしょう。。
”しかし、1週間も結果知らずに過ごせるんかな??”と思いつつ、
バイク関連のニュースには一切目を向けないで置こうと心に決めて挑んでいましたが、、
・・・・・全然簡単でした。
スポーツニュースは毎日チェックしていますが、そこでも一切触れられず、
こっちから知りに行かなければ、全然情報入ってきません。。。
・・、人気ないのねMOTOGP。。。悲しいなぁ。。。。。

で、MOTOGP夏休み期間を含めると約1ヶ月ぶりのレース、
優勝は、現在シリーズランキング2位の「セテ・ジベルナウ」でした。
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レース自体は、あまり激しいバトルの無いレースでしたが、
時折見せる、シリーズランキングトップの「バレンティーノ・ロッシ」とのバトルには、
ついつい魅せられてしまいます。
結果、2位にロッシ、3位にシリーズランキング3位の「マックス・ビアッジ」が入り、
チャンピオンシップ争いも、
1位のロッシと2位のジベルナウとの差が17ポイントと縮まりました。
後半戦も楽しみな状況です。
ちなみに、MOTOGPは優勝すると25ポイントとかでポイント数がF1なんかに比べて多く、
またバイクゆえに転倒=リタイアとなるので、17ポイントという差も全然余裕じゃないわけです。


さて、このジベルナウというスペイン人ライダー。
男前で、結構振る舞いなんかも真面目+陽気な感じで結構好きなんですが、
今回のレースでも、”お前、いい奴やなー”と言いたくなりました。

彼は、”テレフォニカ・モビスター・ホンダ”というチームに属していますが、
このチームこそ、昨年、期待されつつ初戦の鈴鹿GPの不慮の事故で亡くなった、
”加藤大治郎”選手のチームであるのです。
彼は、昨年もこのチームであり、大治郎選手とはチームメートだった訳ですが、
初戦であのような出来事があり、悲しみ、
そして精神的ショックは相当なものだったと思います。
しかし彼は、昨年の第2戦南アフリカGPに、それを乗り越えて優勝します。
彼自身、それまではそんなに速いライダーではなかったのですが、
まさに大治郎選手が勝たせてくれた、
大治郎の為に勝ったレースとなって本当に感動のレースでした。

そのレースから、
今現在も彼の左胸には黄色いゼッケン”74”のステッカーが貼られています。
これは、MOTOGPで永久欠番にもなっている大治郎選手のゼッケンNOなのです。
そして、彼はレースでいい成績を上げた際、
ウィニングランの時や表彰台の上で、絶対必ず、左胸の”74”に手を当て、キスをし、
天に指を突き上げ、大治郎選手に勝利を報告するともに、その喜びを分ち合っています。

こういう事って、作ってできないというか、
本当に素直な気持ちでないとできない事だと思うのです。
彼は、昨年初めて大治郎選手とチームメートとだった訳で、
しかも、これから共に苦労して行く矢先に、あのような出来事となりました。

確かに、今の活躍は大治郎選手の影響もあるでしょう。
昨年、彼は大治郎選手に次ぐセカンドライダーでした。
実力や周囲の期待は大治郎選手にあった訳ですが、
結局、昨年は苦労を乗り越えたジベルナウが実力もアップして、ランキング2位となり、
今では、誰しも認める速いライダーであり、ロッシ最大のライバルとなっています。

昨年は、大治郎選手のゼッケンをマシンに付けたりするライダーも多かったです。
あれから1年が経ち、悲しみを乗り越えこれからもMOTOGP全体を盛り上げていかねばと、
いい意味で今年はゼッケンを付けない事もおかしくないとは思うのですが、
今年もジベルナウ選手は、昨年同様、胸にそしてマシンに”74”を輝かせて走っています。
それを見て、ついつい大治郎選手の走っている姿を思い浮かべたり、
姿をダブらせて見ている方も多いはずです。


とにかく、優勝した彼は、今回も表彰台の一番上で大治郎選手に、
”74”に優勝を報告し、喜びを分かち合いました。
その姿には、「感動」と、「何か人として大事なもの」を教えられている気がします。

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